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ZANKOKUMARU SAGA 1-5

思い出したように続きが!


アンケートが取れないので打ち切りになったという説もありましたが、一度まちがって5話をまるっと消してしまってそれでもうやる気が・・・

ありあ子先生の作品が読めるのは、月刊へぶれぐだけ!



アリアはフレンドリストで残酷丸の現在位置を見るたびにいつも疑問に思っていた。
低レベルらしくアクロポリス周辺で狩りをしてる様子などは全く見られず、サウス街道や鉄火山を中心に活動している。
最初はアクロへの帰り道に苦労してるのかと思ったが、2週間もの間サウスをウロウロしているとは考えにくい。
しかしアリアは持ち前の類稀なる想像力を働かせ「養殖や引き上げによりサウスの適正レベルに到達した」と結論付けた。
それならばアクロ周辺で狩りをする必要は無いし、サウスで「ウマスwww」などと言いながら嬉々としてシナモンを狩る姿が容易に想像できる。
アリアはある程度残酷丸の行動を見張りながら、彼が自分の足で歩き出した事を理解した。
それならばもう自分が手助けする必要は無いだろう、そう思いアリアはフレンドリストを閉じた。
残酷丸からウィスパーが来たのはその直後だった。


zankokumaru saga 1-5



残酷丸がいくら待ってももうシナモン缶が戻ってこないという事実を理解するのに、大まかにいって1時間ほど掛かった。
それまでは実はどこかに代金が出てるのかもしれないと辺りを探し回ったり、どうにか返却してもらないかと無言のゴーレムに交渉したりしてみたのだが、当たり前にそれらは全て空振りに終わり、残酷丸に残された出来る事とえいばもう途方にくれるしかなかった。
アリアや黒鋼などに相談するという手段も無くは無いが、正直いって恥ずかしい。
残酷丸は当然のように泣き寝入りを決め込んだ。
そして彼は折れた心を引きずってまたサウス街道へと消えていった。


それから丸一日かけて残酷丸は帰るために必要な資金を捻出する事に成功した。
もう少し粘る事も考えたが、粘りすぎて失敗した前回がトラウマとなり彼は「帰るのは必要な資金が貯まった今しかない」とアクロへの帰還を心に決めた。
フレンドリストを開くとアリアの名前だけが点灯している。
この人に連絡していいものか、そんな考えが頭をよぎる。
だが、今すぐに帰るという決意はなんだったのだ、残酷丸は弱い心を一括しアリアに連絡を入れる。

「あの、いま大丈夫ですか?」
アリアは驚いたように返事を返す。
「うん?何ですか?」
「えっと、お金が貯まったのでアクロに連れて行って欲しいんですけど・・・」
「え?」
アリアはさらに驚いたような声を上げた。
「サウスでレベル上げしてたんじゃないの?」
「いや・・・お金ためてました・・・」
少し空白が空く。
あきれ返るアリアが目に浮かぶ。
「と、とりあえずサウスに行くので、後でそこんとこ詳しく」
「ひぃ、おkwww」
「では酒場の前で集合という事で」
そういうとアリアは通信を切った。

残酷丸が酒場の前で待っているとすぐにアリアはやってきた。
この前着ていた白いローブではなく今日は黒のワンピースの上に白いエプロンをつけたワンピース、すなわちメイド服を着ている。
頭にはフリルのついたカチューシャをつけており、どこからどう見てもメイドさんだ。
残酷丸はその格好を見て素直に疑問をぶつける。
「今日はお仕事だったんですか?」
「仕事?」
「いやメイドが仕事なんじゃないですか?」
「普段着です、あとメイドじゃなくてメイドさんです。」
「ひぃ、おk!」
「ではさっそく行きますか、忘れ物はないですか?」
「ありません!行きましょう!」
それを聞いたアリアは飛空庭のヒモをその場に呼び出した。


飛空庭の上では心地よい風が流れる。
残酷丸は見慣れたサウスの町並みや街道を見下ろしている。
「それで今までサウスでどんな事してたんですか?」
そんな残酷丸にアリアはそう聞いた。
「そうですね、話すと長くなるんですが」
「ふむふむ」
「ウィザードさんや商人さんなんかに助けてもらいながら」
「ふむふむ・・・」
「主にシナモン缶を集めたりしてました」
「全然長くない!」
「あるぇ? で、でも色々あったんですよ!」
呆れたようにアリアは残酷丸に言う。
「って事は今までずっとサウスだったんですか?」
「です」
「ワロスwww」
「ひぃ」
アリアは堪える事なく大笑いしながら飛空庭を運転していた。
アクロポリスはもう目の前だった。

ひとしきり笑ったアリアは残酷丸を浮浪者だのニートだの極潰しだのヘタレだの十分すぎるほど馬鹿にした後、思い出したように言った。
「あ、って事は当然のように結晶は貰ってないんですよね?」
「結晶ってなんですか」
そんな残酷丸を見てアリアは飛空庭のタンスから一つのアイテムを取り出し残酷丸に手渡す。
ガラスか何かの欠片に見えるそれは、薄く紫色に輝いている。
残酷丸にはどう見てもゴミにしか見えない。
「こんなの見た事もないですね」
「それが結晶って言って、それは命の結晶って言うアイテムです」
「なるほど」
「売ると何十万もの金額になります」
残酷丸はもう一度結晶を見てみた。
どう見てもガラス片にしか見えない。
どうみてもゴミにしか見えない。
こんな小さなものが何十万?ありえない。
これらから推察される結論、俺また騙されてる。

「またまたwwwwもう騙されませんよwww」
「今までの事はおいといてこれに関してはマジですよ」
アリアは真剣な目をしている。
残酷丸は考える。
確かにここでこんな嘘をつくメリットはない。
これに関しては本当なのかもしれない。
「あれ?」
残酷丸は思い出す。
少し前にアリアの言った台詞を、思い出す。
「って、これ貰えるみたいな事さっき言ってませんでした?」
「そのとーり、これもらえますよ」
「まじですか」
「まじですよ」
「どこで貰えるんですか?」
「サウス下層です」
「ひぃ」
飛空庭はすでにアクロポリスの上空で停止していた。


続く・・・はず・・・

comment

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No title

続きが出ました><
いつものアサシンさんです><
アサシン画伯の挿絵はまだですか><

No title

画伯はもう忘れてそうです><
もっとしつこく言わないとダメでしょうか><

No title

またこんな展開・・・
この調子では一生ノービスのまま転職できそうにないですね・・・w



せめて転職してからいけば・・・・
そして、挿絵はほんと無理です!

No title

一生ノービスも楽しそうですよ!

挿絵も楽しみにしながら自分が出たらどうしようなんて思いつつやっぱり出ないのにほっとしたりちょっぴり残念だったりしたりします(’’

No title

久々に更新来ましたね><
時間が空いてもやっぱり楽しいです><

画伯、がんばってください><

No title

 月刊に誰も突っ込まないのは最早そういうブログだと言う認識なのでしょうか!
 ありあ子先生の次回作にご期待ください! にならない事をお祈り申し上げます。
プロフィール

へぶれぐ

Author:へぶれぐ
ECOゲーム内リング「へぶれぐ」の紹介ブログみたいなものです。
四葉鯖で地道に活動中。
メンバーも軽く募集中。
まずは「はじめに」をお読みくださると色々解ると思います。

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