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残酷丸サーガ 外伝?

夏とくべつふろく。

ありあ子先生のやる気は常に不安定だ!
割と前に途中まで作ってたのを構成を練り直しました。




にゃぁーにゃぁー
蝉が泣きだすよりも早く、ネコマタ達は一斉に動き始める。
どうやらご飯をほしがっているようだ。
鳴き声を上げるもの、まだ寝ている主人の顔を舐めるもの、布団を引き剥がそうとするもの、行動はさまざまだ。
「朝はいつもこのぐらい早いのですか?」
「ええ、朝は早いですよ、ネコマタ達が寝かせてくれないんですよ(笑)」
そういって主人はタンスからネコ缶を取り出す。
まとわりつくように群がるネコマタに食事を与える姿はとても幸せそうだ。
ネコマタたちがお腹を膨らませている間、職人は作業着に着替え仕事を始める。
「今日はどちらに?」
「まずは聖地で採掘作業からですね。今日も良い石が採れるといいのですが。」
そういうと職人は飛空庭を降り、サウスへと向かっていった。
職人の名はみんち。


へぶれぐドキュメンタリー
~鉄ナゲの音色が聞こえる~


マルクトの船着場 -午前7時-
マルクトの船着場。
ここはタタラベの間で聖地と呼ばれるほど豊富な鉱石が採掘される場所だ。
アクロニア全土のおよそ9割の種類の鉱石がここで取れる、そう言う専門家も少なくない。
「いやぁー、今日も熱いですね~」
眼下に流れるマグマは強烈な熱を放出する。
スタッフも立っているだけで汗が噴出してくる。
「こんなに熱いと大変ですね」
「大変ですけど、あのマグマのおかげでここは良質の鉱石が取れるんですよ、多少は我慢しないと(笑)」
そう言うとみんちは黙々と岩を叩き始めた。

黙々と叩き続けること1時間。
「見てください、こんなにたくさんのナゲットがそろいましたよ。」
そううれしそうに子供のように無邪気に喜ぶ。
「ナゲットはですね、全部同じに見えるかもしれないんですが、よくみてみると、それぞれ違う表情をしているんですよ」
そう言って我々に二つのナゲットを見せる。
「ほら、こっちはやさしい表情をしている、一方こっちは怒ってる」
見比べても我々には解らない。
職人のみがわかる世界なのだろう。
「うん、いい表情だ」
みんちはそういうと満足な顔をしてアクロポリスに帰っていった。


アップタウン-8時半-
アップタウンのカフェで朝食を取る。
「一汗かいてから食べる朝食はまた別格なんですよ」
運ばれた食事の内容はタマゴサンドとオレンジを一つ、それにミックスジュース。
「さっき汗かきましたからね、水分は多めに補給するんです」
「朝食はいつもここで食べるのですか?」
「だいたいそうですね、ここは見晴らしもいいし、何よりここのタマゴサンドはおいしいんですよ」
そういって食事に手をつける。

食後のコーヒーを飲みながら、みんちはテーブルの上に先ほどの収集品を並べ始める。
「どれもかわいいナゲットですね」
自然に笑みがこぼれるみんち。
するとみんちはテーブルの上のナゲットをいろんな順番に並べ始める。
何度か悩んだ後、テーブルの上には綺麗な幾何学模様が描かれた。
「うん、これがやはり一番美しいですね、真ん中の青と黒のナゲットを回りが綺麗にサポートしています」
さながら芸術家のような側面をみせるみんち。
我々には理解できないが、みんちは満足そうに眺めた後、ナゲットを背負い袋の中にしまった。
「いつもこれはやられてるんですか?」
「いえ、まぁいつもではないですね、テレビ用ってやつです(笑)」

アップタウン -午前11:30-
カフェから出たみんちは一目散に自宅へと帰る。
時刻は正午少し前。
家に帰りついたみんちを大勢のネコマタの鳴き声が出迎える。
みんちがタンスへ向かうとネコマタたちも一斉にみんちの元へ駆け寄る。
「ご飯をもらえるとおもってるんでしょうね、ナゲットを倉庫に入れにきたんですが(笑)」
ネコマタ達は離れそうにない。
「仕方ないですね、ちょっと早いけどご飯にしますか(笑)」

にゃぁにゃぁと大騒ぎでご飯を食べるネコマタを尻目に、みんちは倉庫へナゲットを収納しはじめる。
「タンスの中を見せてもらってもいいですか?」
「ええ、どうぞ」
タンスの中には色とりどりのナゲットが綺麗に色分けされ収納されている。
「こうやって収納しないと使う際に不便なんですよ」
そう言いながらみんちは嬉しそうに今日の収集品を倉庫に入れ始める。
「趣味も入ってそうですね」
「ええ、それは間違ってないですね(笑)」


時計の針が3時を示す頃、みんちはナゲットの収納を終えた。
「長かったですね」
「いつもはもっと長いときもあるんですよ」
妥協しない姿は職人の意地を思わせる。
「今からどうするんですか?」
「とりあえず、アップタウンの南の商人付近に行きます」
「何かあるのですか?」
「まぁ、リングの溜まり場みたいな場所になってるので」
作業着から私服に着替る。
「個性的な私服ですね」
「そうですか、テーマはいぬまたですから、そうかもしれませんね」
「ネコだらけの家でいぬまたですか?」
「まぁ、マスターの一角ですからね、多少は目立たないと(笑)」
そう意味不明な言葉を残しみんちは家を出た。

アップタウン南商人付近 -午後3時半-
「こんにちわー」
「こにちわー」
「ごきげんよう」
「こんにちはー」
「こんにちわ~」
たくさんの人がみんちに挨拶をする。
どうやらこの集団がリングメンバーのようだ。
みんちだけでなく個性的な格好をした人が目立つ。
「個性的な人が多いですね」
「中にはずっと同じコートしか着てない人もいますが、そうかもしれませんね(笑)」
みんちはそう言いながら楽しそうに談笑する。

そんな時、突如みんちが飛空庭を呼び出した。
「どうしたんですか?」
「まぁ、話の流れでちょっとした仕事が入った感じですかね」
そういうとみんちは自宅に帰っていく。

「鋳型と、後は蒸留水・・・うん、材料はそろってますね」
そういうとみんちはナゲットの中でもひときわ不恰好なものを取り出す。
「それは何ですか?」
「玉鋼ですね、これを使うといい鋼が出来るんですよ」
そういうとみんちは玉鋼を一つ一つ丁寧に見比べる。
そして軽く金槌で叩き音を聴く。
「こうして響きがいいもので作るとやはりいいものができますね」
いくつか聞き比べたあと、その中の一つを選び、タタラ炉に火を入れた。

カーン カーン カーン
コンコンコン
カーン カーン カーン
小気味良くみんちの金槌は熱した鉄を叩く。
徐々に玉鋼だったものが形を帯びていく。
出来上がりは美しい曲線を描いた刀身。
「だいたいできました、我ながら良いカタナになったとおもいます」
冷えるように輝くとはまさにこのことだろう。
職人の手によってただの鉄の塊が一つの芸術品に変貌した。
「いいカタナが出来上がりましたね」
「ですね、これで工程の半分は終わった感じでしょうか」
「これで半分ですか?」
「あとは名を入れるだけですが・・・これが一番難しいんですよね」
名前をもって初めて武器として成立する。
そこに見え隠れするのは職人のプライド。
カタナを前にしばし黙り込む。
しばらくそうした後、思いついたようにみんちはカタナに名を入れ始めた。
満足そうにするみんち。
どうやら作成は完全に終わったらしい。
出来上がったカタナをみせてもらう。
名はどうやら残酷○ダガーになったらしい。
どこかに忘れてもとどけてもらえるように、細かい気配りを見せるのは流石に職人だ。
「これでとてもいい武器になりました」

依頼者に早速手渡すみんち。
依頼者の男性も奇声を上げ喜んでいるようだ。
その姿にリングに笑いの輪が広がる。
「こういう瞬間がタタラベをやってて良かったと思える瞬間でもありますね」
みんちはとても満足そうにそう語った。


かたりーつぐーひとーもーなくー
ふきーすさぶーかぜーのなかへー

夜になり家に帰るみんち。
同じようにネコマタに食事を与えた後、コタツにはいる。
めがねをかけ、読書を始めるみんち。
家には所狭しと本が積まれている。

へーっどらーい てーるらーいっ
あーいはーまだー おわらーないーっ

「本を読むのは趣味ですね、昔は一ヶ月で50冊は読めたのですが、今はもうそこまではないですけど(笑)」
こうして職人の忙しくも穏やかな一日が終わっていく。


~鉄ナゲの音色が聞こえる~

監督 アリア・ドレッドノート

撮影 フランシス

ナレーター リタ

編集 ミラ

朗読 ハイパーバラード

音楽 れんず

取材協力 アイアンサウス連合

製作 へぶんりぃ☆れぐすっ!製作委員会

※一部プライバシーを守るため伏字になっております。

comment

管理者にだけメッセージを送る

No title

素晴らしいTTRBの鏡と関心するがどこもおかしいところは無い
・・・だいたいあってますね><
職人のドキュメンタリーすばらしい
依頼者の奇声を上げてる姿が目に浮かびます><

No title

取材うけるの大変でしたね><
ご苦労さまでした><
プロフィール

へぶれぐ

Author:へぶれぐ
ECOゲーム内リング「へぶれぐ」の紹介ブログみたいなものです。
四葉鯖で地道に活動中。
メンバーも軽く募集中。
まずは「はじめに」をお読みくださると色々解ると思います。

(C)2005 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc.,/HEADLOCK Inc.,
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