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残酷丸サーガ外伝

年報少年へぶれぐ 最新号!

富樫先生が先かフランシス先生が先か!




zankokumaru saga
another episode

アルケミカル ミステリー ツアー
誘惑のD 危険な力



キャンプ地へと戻れないことが解ると、あいびきはすぐにテントの設置に取り掛かった。
フランシスも同じように仮設シェルターの設置を始める。
フランシスの作るシェルターは枝と葉を組み合わせて作られておりとても快適そうにはみえない。
「うおなんかこの葉っぱ虫がおる・・・」
「枝折れたけどいいか」
フランシスのつぶやきを聞く残酷丸は嫌な予感しかしない。
そうしてしばらくした後に
「残酷丸の寝床が出来たwww」
フランシスはwをたっぷりつけた言葉を残酷丸にプレゼントする。
「やはりですか・・・」
残酷丸はそうつぶやくしかなかった。

疲労を残したまま朝を迎え残酷丸は一番に目を覚ます。
「おはようございます。」
続けて、フランシス、あいびきと残りのメンバーも目を覚ます。
「あーよーねたわ」
「それは良かったですね・・・」
「虫刺されできとるw」
「あなたのせいですよw」
「とりあえずご飯にしますか。」
フランシスは軽くスルーした後にバッグの中からドライフルーツとコーヒー豆を取り出した。



軽めの朝食を取ったパーティはひとまず目的の森の奥へと進む。
地図などもとより無い探索で一体どこが目的なのか漠然としかわかっていないパーティではあるが、
「こっちじゃね?」というとてもアバウトなノリでどんどんと森の奥へと進んでいく。
しかしそれが成功したのか否か、パーティは本当に何事もなく先に進んでいく。
「なんかモンスターとかあんまり出ませんねぇ」
「思ったより何も無いですね」
「ていうかこっちであってるかもわからないしねw」
「まぁそのときはそのときでw」
「おkw」
「一説によるとあんまり事件が起こると色々めんどくさいという話もある」
「なんだってw」
「ということはそろそろ着きそうですね[゚д゚]」
「うむw」
「でも情報をくれた人も何にも無かったって言ってたしたぶんこっちであってると思う。」
「たしかに」
そんな軽口を叩きながらパーティは先に進む。


しばらく進むと徐々に森の様子が変化していることにパーティは気がついた。
雰囲気や空気が変わったというレベルではなく、具体的に群生する植物の種類が変わっていた。
フランシスは立ち止まるとその植物をじっくりと観察する。
明らかにバオバブの森の生態系からかけ離れた植物。
エミル界でもかなり珍しい部類に入る植物だろう。
フランシスは目的の植物がここにあると確信する。
「行きましょう、目的地はもうすぐそこのはず」

森は異様なほどに鮮やかな色を放ち始める。
写真として切り取ると色彩豊かな楽園のように感じるだろう。
だが、その場に立つものにするとそれは異様なほどの美しさであり、見るものに恐怖に近い違和感を与えていた。
それに追い討ちをかけるのがあまりにも生物が居ないということだ。
これだけの楽園なら鳥や猿などの野生の動物に出会えて当然のはずだが、それらは一切姿をみせず、この森はただひたすらに植物が支配しているだけだった。
「何かがおかしい」
一行は全員同じ考えの下、先ほどの無鉄砲さが嘘に思えるように慎重に森を進む。

それは大きな木だった。
旅の終着駅、最後に出迎えてくれたのはとてつもなく大きな木だった。
そこはもはや森ではなく平原といえるような場所。
そこは周りには何もなく、ただその地の真ん中にはとてつもなく巨大な木が存在しているだけ。
そんな不思議とも神秘的とも言えるような空間だった。
その巨木の幹は直径で10メートルはあるだろうか。
見上げることしか出来ないほどの高さは何メートルあるのか、その想像もさせない。
「これは何なんだ」
残酷丸がそうつぶやく。
「たぶん・・・バオバブの古木ですね」
あまりの大きさに気がつきにくいがたしかに要所の特徴はバオバブの木のそれであったが、ここまで大きく育つという記録はどこにもなく、これが本当にバオバブの木なのかフランシスには確信がもてなかった。
「とりあえず、もう少し調べさせてください」
フランシスはそういうとその木の観察を始めた。

「あれなんです?」
最初に気がついたのは残酷丸だった。
「ん?」
フランシスとあいびきは残酷丸の指差すほうを見る。
その先には4~5M先に潰れた球体のようななんとも言えないものがある。
「なんだろう」
そう思うやその物体はくるりと向きをかえこちらを向く。
(´・ω・`)
「えっ」
フランシスが気がつくと同時にしょんぼり顔の物体に4つの触手とも手足とも見えるものが生え、さらにその頭の先から女の子が現れた。
「ドリアード!」
フランシスがそう叫ぶと同時にドリアードは敵意をむき出しにしパーティに襲い掛かる。

「うおおおおお」
休憩モードから一転戦闘モードに切り替えた残酷丸は愛剣を取り出しすぐさまDCを使う。
あいびきもそれに続けとばかりにタタロボあいびき号に飛び乗る。
DCによる加速の加護を得た残酷丸は一気に懐に飛び込み勝負を決めようとするが、ドリアードの高速で伸びる触手が邪魔をし思うように距離が詰らない。
次から次に剣で叩き落としてはいるが、落とした数と同じだけの触手が伸びてくる。
一見すると互角の戦いだが、残酷丸はDCでの加速を使った上での攻防であり、時間が経てば立つほど不利になるのは明らかだ。
しかし残酷丸は一人ではない。
「チルレーザー!」
あいびき号から放たれた光線はドリアードに直撃こそしなかったが触手の一部を凍結させその動きを一瞬鈍らせる。
そしてその一瞬は残酷丸の待ちわびたチャンス。
「いまだああああ、食らえええええ、残酷無双!」
必殺の剣技がドリアードを襲う。
もはや勝負は見えたも等しい。


ばい~ん、そんな音が聞こえた気がした。
ドリアードは全ての攻撃を弾き、まったくの無傷で立っていた。
(´・ω・`)顔すらドヤ顔に見える。
「なんてこったい」
渾身の攻撃を無効化された残酷丸がつぶやく。
「興奮しすぎて土剣もってましたw」
「あほすw」
「[゚д゚]」

そのとき、突如残酷丸に影がかかる。
振り返り見上げる残酷丸。
現れたのは巨大なマンドラニンジン。
残酷丸が茶番を繰り広げている間、フランシスは錬金術の極みたる秘術を発動させていた。
ケミカルプラントは容赦なく残酷丸を巻き込みながら苛烈な一撃を加えんとする。
「うおおおお」
それを間一髪ギリギリで回避する残酷丸。
「ちょっとまってほしい」
「運がいいですねw」
「ひぃ」
「あ、まだ生きてる」
ケミカルプラントの一撃をくらいながらもドリアードはまだ健在で、反撃にはいろうと近場の残酷丸に触手を伸ばす。
「うひょうwww」
一瞬で剣を水属性の剣に持ち替えた残酷丸はドリアードの触手を根元から断ち切る。
「次こそ決める!残酷丸アルティメット!」
ドリアードを一断せんと、大きく振りかぶる残酷丸。
その技はリミテンションエッジ。

「チルレーザー!」
その刹那、あいびき号より放たれた光線が今度こそドリアードに完全に命中し完全に凍結させることに成功する。
カキーン、そんな音が聞こえた気がした。
「ちょっとまってほしい」
「[゚д゚]」


なんやかんやで戦いに勝利したパーティはドリアードが居た場所に何かがあることにきがついた。
それは小さなバオバブの木の苗木のようなもので、通常のドリアードのドロップアイテムとしてはありえないものだ。
そしてこれこそこの探検の目的でもある。
「これだあああああ!クエストクリア!これで終わり!」
やっとのことでこの旅はハッピーエンドを迎えることが出来たのだ!
しかしフランシスは嬉しい反面何か言いようの無い妙な胸騒ぎを覚える。
そもそも、ドリアードのようなもンスターがいるのだったら着いて最初に気がつくと思うし、それに気がつかなかったのはなんでだろう。
この木に見とれていたというのは良い理由になるだろうが、最初に見たときは本当に何もない平原だったはず。
ならこのドリアードはドコから出てきたんだろう。

そんな風に考えていたフランシスの視線の先で地面からバオバブの木が生えてきた。
にょきっ 
そんな擬音が似合う生え方だった。
「まさか、さっきの子もこんな感じで生えてきた?」
フランシスがそう呟くのを待っていたようにその木はぶくぶくと太りながら球体状に変化を見せる。
「良く見てなかったけど、最初はドリアードいませんでしたよね」
残酷丸がそういう。
「やばい、早く帰りましょう」
「ですね」
良く見ると周りには似たような光景が広がっており、もしこれらが全てドリアードになったらとてもじゃないが処理できないだろう。
パーティは逃げるようにその場を去っていった。


残酷丸、あいびきの二名と別れたフランシスはそのまま依頼主に連絡を取る。
約束のブツが手にはいったとい伝えると依頼主は飛んでくるようにフランシスの薬局に来た。
「そ、それでレイのブツはどこに?」
「お疲れ様の一言も無しですか、まぁここにあります」
デスクの上の袋を開け中身を見せる。
「はやくわたしてくれ!」
「その前にこいつをどうするつもりなんですか?」
「なんだっていいだろ!」
フランシスは苗木を手に持つ
「これはまだ生きてます、眠っているといったほうがいいだろうか、はっきりって危険なものです。これを栽培し量産に成功したとしたら、一国の軍隊に近い力を得るでしょう」
「・・・」
「なのでこれをどうするか、それをちゃんとお聞かせ願いたいのです、言ってること間違ってないですよね?」
男はあきれたように少し笑う
「いやいや、量産なんて馬鹿馬鹿しいことはしない。そんな成功するかわからないことに金はかけられんよ。そんなことよりも、そうもっと素晴らしい事に使うんだ」
「すばらしいこと・・・?」
「つまり・・・・こういうことさ」
そういうと男は袖の下から何かを飛ばし苗木を奪い取った。

いや飛ばしたのではない伸ばしたのだ。
そしてその伸ばした何かはつい先ほどみたばかりのものだった。
「それはドリアードの触手・・・!?」
苗木を奪い取った男はニヤニヤと笑いながら
「見るがいいこの力を!」
そう叫びコートを脱ぎ捨てる
「その体は・・・まさか融合したのか!」
右肩から手首にかけ触手が巻きついており、さらに右胸部から腹部にかけ緑の皮膚が覆っており、それは人と呼ぶにはあまりにも異形な姿だった。
「そしてこれで完璧な美しさと強さを得る!同じアルケミストなら解るだろう!!」
そういうと男は辛うじて人と呼べる左腕に奪い取った苗木をさしこむ。
苗木は暴れるように成長し男の左半身全てを緑で覆っていった。
その姿はもう掛け値なしのバケモノだった。
「どうだ美しいだろう!これが錬金術の更なる極みだ!」
「醜いな・・・そんな姿になって何になる・・まったく同じにされたら困るわ・・・」
フランシスはそういうとカバンからマリオネットを取り出した。


それはPのマリオネット。
「変身ッ・・・!」
ピーノ!
突如光に包まれるフランシス。
次の瞬間にはマリオネットの姿となりその場に立っていた。
「さぁ、お前の罪を教えろ!」
「地味にパクるなっ!」
激昂した怪物は右手の触手を伸ばし攻撃をする。
「はっ、きかないね」
AGIを大きく上昇させるピーノの効果により大幅に回避力を上げたフランシスは全ての攻撃を紙一重でかわす。
「ならばこれならどうだっ!」
今度は両手から触手を伸ばす。
「これは避けきれまいっ!」
「さぁてどうかな?」
ピーノ・マリオネットドライブ!
「ソイレントグリーン!」
地面から蔦を生やし触手に絡みつかせる。
両手から伸びた触手に絡みつくということすなわち両手の動きを封じたということで、それは行動に大きな制限を課す。
解りやすくいうと動けない。
「くそっ、取れない」
怪物が蔦を取ろうと悪戦苦闘している間、フランシスは別のマリオネットを取り出す。
「今度はこいつだ、マリオネットチェンジ」
取り出したのはIのマリオネット
インスマウス
魚人間ともいおうか、どちらが異形かわからない姿になるやすぐさま決め技にはいる
インスマウス・マリオネットドライブ
「キャッチアンドリリース!」
なんだか良くわからない力で怪物を一気に引き寄せる。
そしてその移動の力を利用し強烈な水属性のアッパーカットを決める。
「ぐわああああ」
移動力×STR補正×土属性に対する水属性=∞(嘘)
そのあまりの威力に怪物は大きく弾き飛ばされる。
その距離、実に3マス。

「さぁそろそろ決めるぜ!」
フランシスは最後にBのマリオネットを取り出し変身する
ベリル!
「ベリル・マリオネットドライブ・インビジブル!」
突如その場から消えるフランシス。
「ど、どこだ!でてこい!」
怪物は見えない敵に恐怖しもはやうろたえるだけだ。
「お前は命をもてあそび、自分のわがままに利用した、それがお前の罪だ!」
「煩いお前になにがわか」
「しるか!」
怪物の言葉を遮りフランシスは最後の技を出す
「マリオネットディスチャージ!」
編み出された魔力は怪物を縛りつけ、さらに男と寄生していた植物を切り離す。
それはマリオネット解除の効果が発動したもので、男の植物との融合の原理が錬金術にある以上、マリオネットに近いものだと確信した上での一撃だった。
「わ、私の力が・・・」
植物に手を伸ばしながら男は気を失っていった。

こうしてまた奇妙な事件を解決したフランシス。
次なる事件が薬局に舞い込むのはまた次のお話・・・・



the end

comment

管理者にだけメッセージを送る

No title

 巷では、冨樫働け、が激励の言葉なのだとか。

 フランシス働け!

No title

まさかナナたんが最初に反応するとは予想外すぎたw

No title

どりあーどwww

おもしろかったですw
ふらんしす働けー

No title

はたらきたくないでござる!
プロフィール

へぶれぐ

Author:へぶれぐ
ECOゲーム内リング「へぶれぐ」の紹介ブログみたいなものです。
四葉鯖で地道に活動中。
メンバーも軽く募集中。
まずは「はじめに」をお読みくださると色々解ると思います。

(C)2005 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc.,/HEADLOCK Inc.,
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